10日目 1人で日本へ帰る途中の出来事

靖子16朝5時。荷物を持って部屋を出ようとすると、ルームメイトがむくむく起きだして、私の荷物をロビーまで運んでくれました。今日は授業があるからまだ寝ていたいはずなのに。優しいルームメイトに恵まれてしあわせです。   ロビーで待っていると、ガイダンスのミリさんが見送りの付き添いに空港まで来てくれました。なんだか寂しい気持ちになってきて、うつむいている私に気づき、ルームメイトは、わざとふざけたり冗談を言ったりして、最後まで明るい気持ちにさせてくれました。

ルームメイトに別れを告げ、ミリさんと手配してくれたバンに一緒に乗り込み空港に向かいました。   ゲート前でミリさんとお別れです。この先は一人で行かなければならず、少々不安でした。しかし、小さな空港だったので人の流れがひとつしかなく、見よう見まねで楽にクリアできました。7:20には搭乗でき定刻どおり8:00には出発しました。  

機内ではぼんやり、フィリピンでの出来事を振り返っていました。疲れたのでシートを倒そうとボタンを押したところ、引っ込んだまま出てこなくなってしまいました。これはピンチ。私のシートだけ常時リクライニング可能になってしまい、後ろの人に迷惑な状態です。   ここで10日間のフィリピン留学の成果を発揮できました。鍛えられた度胸でもって堂々と男性スタッフに声をかけ、英語で事情を説明し席を交換してもらえるよう頼みました。「Ok」とスタッフ。とても些細なことかもしれませんが、海外において一人ですんなりトラブルを解消でき、安定したシートで日本に帰れたことは一つの自信になりました。  

10日間のフィリピン留学は、英語のスキルアップだけではなく、人との出会いや海外での経験など、人生において貴重なものをたくさん与えてくれました。今回は体験版のプログラムでしたが、次の長期休暇を利用してもう一度CPILSに、今度は2ヶ月間通ってみたいと思える充実のモニター体験でした。