9日目 女性だけで夜観光

靖子14今日はフィリピンの祭日で、学校は休み。土日にバケーションで楽しんだので、今日は学校でのんびりしつつ卓球大会でもやろうかなと考えていました。でも、やはり最終日だからフィリピンでしかできない思い出をつくっておきたい気持ちもありました。プランを立てられずに部屋にいると…電話が鳴りました。日本人ガイダンスのシローさんでした。  

昨夜、「どこかいい観光スポットはないか」相談していました。そして、セブの夜景を一望できるトップスという場所があることを知りました。しかし、そこに行くには山道を登らなければいけないので、タクシードライバーのなかには嫌がる人やチップを要求する人もいるそうでうまく交渉しなくてはならず、私には行くのは難しいと思って諦めていました。   ところが、とっても嬉しいことにシローさんが友人のタクシードライバーに連絡してくれ、料金の交渉までしてトップスに行く手配をしてくれていたのです!日本人ガイダンスの方は、本当に学生一人一人に細かな気配りをしてくれます。

一週間しかCPILSに滞在していない私に、こんなに素敵な最終日の思い出を演出してくれたのには本当に感激しました。   トップスは夕方からなので、ランチに出かけることにしました。少し奮発して(それでも1500円程)、ホテルの中の高級レストランでランチバイキング。和食・洋食・中華・イタリアンなど種類が豊富で、どのメニューもリッチな感じがしました。友達は、久々のおいしい和食に感動していました。ブース毎にコックさんがいて好みに応じてその場で調理してくれるのは楽しかったです。デザートもたくさんあって、本当に満足、いや満腹になりました。  

その後は、タクシーでショッピングモールへ移動。お土産を買うことにしました。食料品売り場に直行して、狙うはドライマンゴーとシニガンスープの素と粉末のカラマンシージュース。スーパーはフィリピンの食文化がわかるからとても楽しい。調味料やお菓子、おつまみなど、どれもフィリピン色が出ていました。本屋でポストカードも購入し、大きな買い物袋を提げてタクシーでCPILSに戻りました。   いよいよトップスです。女4人で行くことになりました。シローさんのお友達のタクシードライバーのジューンさんは、テンションの高いファンキーなおじさんでした。移動中も会話を盛り上げてくれ、車内は笑いがとまりませんでした。「こういうローカルとの触れ合いがないと旅はおもしろくないでしょ」とあとでシローさんが教えてくれました。   トップスの頂上に着いたとき、入場料を払うためタクシーをエントランスで停車させました。無事払い終え、駐車スペースを探すために前進…と思ったのに、車はうんともすんとも言いません。ジューンさんは「ここは俺に任せて」と言い、間近に見える入口に進むよう私たちを促しました。私たちはそれに甘えることにして、下車しました。しかし、いっこうに車が動く気配はないし、エントランスまでの道が渋滞しはじめていました。   ここで女子たちは決意しました。「うちらで車を押そう!」と。走ってジューンさんのタクシーの後部につき「せーの」で踏ん張りました。

「ってか、女4人じゃ動きっこないよね…」と言いかけた瞬間。「…ゴロゴロゴロ」とタイヤが回転しました!これには、本人たちもびっくり。いや、それ以上に、まさに今手を貸そうと奥から出てきたフィリピン人男性たちが唖然。一、二歩下がってました。私たちは彼らに構いもせず「なんかあいのりっぽくな~い」「青春だね」とキャッキャして、トップスの入口へと進みました。

靖子15入口の門を出るとそこは、180度視界を遮るものは何もない、綺麗な夜景でした。六本木ヒルズの夜景や函館の夜景の比にならないほどで、いままでの人生で一番美しい夜景だと思います。高い山の上から見るとセブがまた違う表情に見えます。フィリピンは綺麗な海のイメージしかなかったので、絶景夜景スポットがあったことは新たな魅力を発見したような気になりました。   夜はCPILSのとなりのSWITCHというカフェ・バーで、お別れ会をしました。

日本人バッチや韓国人の友達が駆けつけてくれて、にぎやかな最後の夜を楽しみました。23時にCPILSに戻って、みんなで記念写真を撮ったりプールサイドで話したりしていると、「明日には日本にいるんだなー」としみじみしてしまいました。

明日は5時起きで、空港に向かわなくてはなりません。